10/29/2009

神々の明治維新

安丸良夫 1971 『神々の明治維新』岩波新書

本の題名だけで興味津々です。
実はまだ読んでないんですけど、書評やネットで読む限りちょっとおもしろそう。

「神仏分離と廃仏毀釈を通じて、日本人の精神史に根本的といってよいほどの大転換が生まれた、と主張するものである。・・・この転換は、国際社会の力と力の闘技場へ加わろうとしたときの、一つのまだ弱小な民族の自己規定と自己統御にかかわっていた。この力の闘技場へ加わるためには、私たちの民族は、みずからの内的な弱さと不安に対応して、その弱さと不安をいっきょに代償する精神の内燃装置を必要としていた。・・・だが、そのためには、どんなに大きな飛躍と抑圧とが必要だったことだろう。伝統は、この課題にあわせて分割され、再編成された。」

など書かれていました。

う~ん…難しそう…

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