tag:blogger.com,1999:blog-77056366795059336242024-03-14T04:18:01.612+09:00宗教・文化・民俗など人文系の文献サイト--------------------------------สวัสดี ทุกท่าน ยินดีต้อนรับ สู่เข้ามาเว็บไซต์หน้านี้--------------------------------
基本的にはタイに関する文献です。ということでタイの人文系学問に関することは何でも書きます。タイのバンコク、北部、東北、南部。宗教も仏教を始め、キリスト、イスラム、シークなどに関して書いていきます。
個人的にはタイ料理が好きなんで、書きたいんですが、知識がありませんので…khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comBlogger107125tag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-75737596813521302172013-09-02T00:20:00.002+09:002013-09-02T00:20:56.645+09:00言語学の教室−哲学者と学ぶ認知言語学毎日新聞の書評でおもしろい本が紹介されていたので、掲載します。<br />
<br />
確かに生成文法と認知言語学っていまだに相容れないというか、競い合ってる部分というのがあるのかもしれませんが、私はどちらの支持者でもなく、ただ言語学に興味のある者としてはただただおもしろい。という感想ではあります。<br />
<span style="background-color: white; font-family: arial, helvetica, osaka, 'MS PGothic', sans-serif;">生成文法では、脳の言語野に損傷を持たない人間は幼児期に触れる言語が何であるかにかかわらず</span><span style="background-color: white; font-family: arial, helvetica, osaka, 'MS PGothic', sans-serif;">驚くほどの短期間に言語獲得に成功するのは、言語の初期状態である普遍文法を生得的に</span><br />
<span style="background-color: white; font-family: arial, helvetica, osaka, 'MS PGothic', sans-serif;">備えているため</span><br style="background-color: white; font-family: arial, helvetica, osaka, 'MS PGothic', sans-serif;" /><span style="background-color: white; font-family: arial, helvetica, osaka, 'MS PGothic', sans-serif;">生成文法では生得的な言語知識として記述や説明がされてきた言語現象を、</span><span style="background-color: white; font-family: arial, helvetica, osaka, 'MS PGothic', sans-serif;">一般的な認知能力の発現として捉え、記述・説明を行っていく。</span><br />
<span style="background-color: white; font-family: arial, helvetica, osaka, 'MS PGothic', sans-serif;"><br /></span>
<span style="background-color: white; font-family: arial, helvetica, osaka, 'MS PGothic', sans-serif;">人間だから普遍的な言語能力はあるでしょうけど、普遍文法があるのかはわかりません…</span><br />
<br />
http://mainichi.jp/feature/news/20130901ddm015070005000c.html<br />
<br />
<div id="ArticleH1Wrap">
<h1 class="NewsTitle">
今週の本棚:沼野充義・評 『言語学の教室−哲学者と学ぶ認知言語学』=西村義樹、野矢茂樹・著</h1>
</div>
<div class="Credit">
毎日新聞 2013年09月01日 東京朝刊</div>
<br />
<div class="NewsBody clr">
(中公新書・882円)<br />
<h3 class="Komidashi">
◇心の仕組みが生む「言葉」を見つめ直す</h3>
世の中には、言葉に興味を持つ人は多くても、言語学と聞くと、敬遠したがる向きが少なくない。確かに言
語学といえば、聞いたこともない珍しい言語を調べたり、複雑きわまりない文法の規則を吟味したり、数学も顔負けの込み入った式を使って文の構造を分析した
り。素人にはなかなか足を踏み入れられない領域と思われてもしかたない面がある。<br />
しかし、本書はそういった言語学のイメージを一新するような楽しい入門書だ。認知言語学を専門とする西
村義樹氏に、哲学者、野矢茂樹氏が生徒役になって聞くという対話の形で進められるので、とても読みやすいが、同時に言語を使う人間の心の働きについて深く
考えさせられる内容になっている。野矢氏は先人の学説を解釈するだけの研究者ではない。心と言語について独創的な論を切り拓(ひら)きながら、それを平易
な言葉で語れる本物の哲学者である。彼が鋭いつっこみを入れると、真面目な言語学者がすべてについて緻密に対応していく。わくわくするような学問的対話が
たっぷり味わえる。<br />
具体的な例を挙げよう。日本語には、「雨に降られた」といった言い方がある。一種の受身の文だが、英語
では同じような受身の文は作りにくい。「降る」が自動詞だからである。こういった「間接受身」は日本語の特徴の一つで、被害や迷惑をこうむったときに日本
人の口から自然に出てくる構文だろう。ところが、西村氏によれば、日本語を学ぶ外国人は、間違った類推をして「昨日財布に落ちられました」などと言うこと
があるという。これは日本語として明らかにおかしいが、どうしてなのか?<br />
他にも面白い例が満載だ。「がんが毎年、数十万人の人を殺している」といった、無生物主語による「使役
構文」の翻訳が、どうして日本語では自然に響かないのか? 私からも例を一つ付け加えれば、アメリカで煙草(たばこ)を買うと「喫煙は殺す」
(Smoking kills)と書かれていてびっくりする。その違和感の原因は警告があまりに単刀直入であるだけでなく、構文が日本語に馴染(なじ)ま
ないからでもあるのではないか。</div>
khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-21065921884843209582013-04-07T22:03:00.001+09:002013-04-07T22:03:23.146+09:00世界宗教百科事典毎日新聞の書評に『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4621085778/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4621085778&linkCode=as2&tag=taigototaijij-22">世界宗教百科事典</a><img alt="" border="0" height="1" src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=taigototaijij-22&l=as2&o=9&a=4621085778" style="border: none !important; margin: 0px !important;" width="1" />
』がありました。<br />
井上順孝ほか編集委員会編<br />
丸善出版<br />
毎日新聞の書評に『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4621085778/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4621085778&linkCode=as2&tag=taigototaijij-22">世界宗教百科事典</a><img alt="" border="0" height="1" src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=taigototaijij-22&l=as2&o=9&a=4621085778" style="border: none !important; margin: 0px !important;" width="1" />
』が掲載されていましたので、紹介したいと思います。
編集委員のメンバーは若手から中堅までの著名な宗教学者で構成されていますし、なかなか興味深い項目を見る事ができます。
購入したいけど、ちょっと今は厳しそうというところでしょうか。
<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4621085778&nou=1&ref=qf_sp_asin_til&fc1=644A4A&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<br />
かつて高校社会科に「倫理・社会」という科目があったが、近年の高校生の、とくに宗教に対する関心は著しく薄らいでいるようだ。試験に宗教関係の出題があると、平均点が下がる傾向にあるという。冠婚葬祭の場を除き、宗教を意識せずに暮らせる現代だから仕方ない、では済ませたくない。800頁(ページ)に及ぶ本書を繰る意味とは何だろうか。<br />
国境を越える人の往来がこれほど密になり、世界発の情報をネットで瞬時に入手できる時代だからこそ、「世界の人口の過半数はなんらかの宗教を信じている」ことの意味は大きい、と本書は説く。ダイナミックな情報化、グローバル化が進む世界では相手の宗教の理解は不可欠だ。<br />
難しく考えなくても、「文学、絵画、映画、音楽における宗教的モチーフ……世界遺産に占める宗教施設の比重の大きさは明らか」ともあるように、宗教を知るのは面白い。<br />
古代オリエントのゾロアスター教やミトラ教に始まり、宗教が時代や地域によっていかに多様な変容を遂げたかをたどれば、そのつど新たな発見がある。さまざまな宗教の研究者が挙げる「さらに学びたい人のための文献ガイド」も貴重だ。<br />
<br />
第 I 部 宗教編
<br />
古代宗教<br />
●松村 一男<br />
古代宗教概説/古代オリエント宗教/ギリシャ・ローマ宗教/ゾロアスター教/マニ教/ミトラ教
ユダヤ教<br />
●市川 裕
古代ユダヤ教/ラビ・ユダヤ教概説/カバラー/近現代ヨーロッパのユダヤ教/アメリカ・ユダヤ教/現代イスラエル<br />
<br />
仏 教<br />
●河野 訓・矢野 秀武<br />
仏教概説/原始仏教/インド大乗仏教/密教(インド)/東アジアの大乗仏教/中国仏教概説:唐代まで/五代以後の中国仏教/漢訳仏典/石窟寺院/浄土教/中国天台宗/華厳思想/禅宗(中国)/中国密教/祖先崇拝と中国仏教/唯識宗(中国)/唯識思想(中国)/三階教/律宗/上座仏教/チベット仏教/ボン教/モンゴル仏教<br />
<br />
キリスト教<br />
●久保田 浩・鶴岡 賀雄<br />
キリスト教概論/ローマ・カトリック教会概論/ローマ・カトリック教会─組織・機構/ローマ・カトリック教会─宣教活動/修道会・信徒団体/東方典礼カトリック教会/東方教会概論/ギリシャ正教会/ロシア正教会/東欧の正教会/東方諸教会概論/プロテスタント概論/ルーテル教会/改革派教会/英国国教会/バプテスト教会/メソジスト教会/救世軍/ホーリネス教会/ペンテコステ派教会/メノナイト教会/キリスト友会(フレンド派)/ディサイプル派教会/ユニテリアン<br />
<br />
イスラーム<br />
●八木 久美子<br />
イスラーム概説/イスラームの歴史的展開/ウラマー/スーフィズム/タリーカ/イスラーム哲学/法学派/神学派/シーア派/十二イマーム派/アレヴィー派/ドゥルーズ派/バハーイー教/アフマディーヤ/イスラーム近代改革運動/現代イスラーム主義運動<br />
<br />
第 II 部<br />
<br />
宗教文化圏編<br />
中国宗教文化圏(アジア)<br />
●池澤 優・鈴木 健郎
中国宗教概説/儒教概説/経書/漢代の儒教/六朝・隋・唐の儒教/宋・元・明の儒教─朱子学・陽明学/清代以降の儒教/道教概説/道家思想/漢代の道教─太平道と天師道/六朝道教─神仙道,上清経典,霊宝経典/隋唐の道教/宋代の道教/元代以降の全真教/巫覡/陰陽五行説と中国医学/卜筮/風水/民間信仰/善書/扶/宝巻/その他の諸宗派/中国少数民族の宗教/中国のキリスト教/中国のイスラーム<br />
<br />
日本の宗教<br />
●井上 順孝
日本の宗教史概説/現代日本の宗教分布/神道の歴史と現況/神社神道/日本神話/伊勢神宮/出雲大社/社格/神仏習合/神道流派/民俗宗教の神々/国学・復古神道/神社本庁と戦後の神社/教派神道/陰陽道/修験道/山岳信仰/日本仏教の特徴と展開/奈良仏教/平安仏教/浄土信仰と宗派/浄土真宗/日蓮系/禅系/檀家制度/本山末寺/仏教と文学/近代の仏教思想/現代仏教/日本キリスト教の歴史と現況/日本のカトリック/日本の修道会/日本のプロテスタント/ハリストス正教会/ミッションスクール/キリスト教と日本文学/特色あるキリスト教の教派/日本の新宗教の歴史と現況/戦前期に形成された新宗教/戦後形成された新宗教/創価学会/天理教系/大本系/世界救世教系/霊友会系/密教系/新宗連/新しいタイプの団体/カルト問題/日本のムスリム/現代日本の政治と宗教<br />
<br />
韓国の宗教<br />
<br />
●真鍋 祐子
韓国宗教概説/韓国仏教/韓国のプロテスタント/韓国のカトリック/韓国儒教/曹渓宗/祭祀/東学/天道教/甑山系教団/大巡真理会/大<br />
<br />
仏教・ヒンドゥー教文化圏(南・東南アジア)<br />
●高島 淳・田中 雅一・矢野 秀武<br />
南アジア・東南アジアの宗教概説/バラモン教/カースト制/ジャイナ教/ヒンドゥー教/ヴィシュヌ派/シヴァ派・シャクティ派/南インドのバクティ運動/北インドのバクティ運動/ベンガルのバクティ運動/ヴィーラシャイヴァ/ヒンドゥー教系新宗教/ラーマクリシュナ・ミッション/インド系ディアスポラとヒンドゥー教/アーユルヴェーダとヴァーストゥ/ヨーガとスィッタル/スィク教/インドの部族的宗教/トマス教会/インドのキリスト教/インドのイスラーム/ネオ・ブッディズム/カーフィル(カーフィリスターン)の宗教/東南アジアの精霊信仰/東南アジアのヒンドゥー教/東南アジアのイスラーム/東南アジアのキリスト教/東南アジアのインド系移民の宗教/東南アジアの中国系移民の宗教/スリランカ上座仏教/ミャンマー上座仏教/タイ上座仏教/ラオス上座仏教/カンボジア上座仏教/上座仏教のグローバルな展開/ベトナムの仏教/ホアハオ教/カオダイ教/ユーロブッディズム<br />
<br />
キリスト教文化圏(北米・欧州)<br />
●山中 弘<br />
北米の宗教事情/アーミッシュ/エホバの証人/キリスト教科学/末日聖徒イエス・キリスト教会/セブンスデー・アドベンチスト教会/サイエントロジー/アメリカの市民宗教/アメリカ黒人教会/北欧の宗教/イギリスの宗教状況/ドイツの宗教状況/フランスの宗教状況/南欧の宗教状況/東欧の宗教状況/ロシアの宗教状況/ローマ教皇庁/マリア出現/ライシテ(世俗主義)/巡礼/カリスマ運動/超教派団体/エキュメニズム/ネオペイガニズム<br />
<br />
イスラーム文化圏<br />
●鎌田 繁<br />
イスラームの展開(南アジア・東南アジア)/ホジャ派/ボフラ派/アリーガル運動/クバティナン/イスラームの展開(中央アジア)/ターリバーン/パレスチナ問題/アラウィー/ヌサイリー派/ワッハーブ派運動/ムスリム同胞団/イラン・イスラーム革命/トルコのイスラーム/マラブー崇拝/ジャディード運動/ヤズィード教/イスラームの展開(アフリカ)/ムリッド(ムリーディー教団)/マフディー運動/欧米のイスラーム/アンダルス文化/ネイション・オブ・イスラーム/バルカン(半島)のムスリム<br />
<br />
アフリカ宗教文化圏(サハラ以南)<br />
●落合 雄彦<br />
アフリカの宗教/アフリカの伝統宗教/アフリカ独立教会/アフリカの植民地化とキリスト教/アフリカのペンテコステ運動/ザイオン・キリスト教会/天上のキリスト教会/マミワタ/ムンギキ<br />
<br />
中南米・オセアニア宗教文化圏<br />
●荒井 芳廣
中南米の宗教概説/アンデスの宗教/マヤの宗教/アステカの宗教/アマゾンの宗教/グアラニの宗教/カトリックの神学/中南米のカトリック伝道団体(修道会)/フォークカトリシズム/ラテンアメリカの聖者・聖母崇拝/アフロ・アメリカン宗教/カンドンブレ/ヴォドゥ/サンテリーア/ラスタファリアン/カルデシスム/中南米におけるプロテスタントの拡大/中南米の祭礼/中南米の東洋系宗教/ラテンアメリカのメシアニズム/オセアニアの宗教概説/オセアニアの古代宗教/オーストラリアのアボリジニ/カーゴカルト/現代オーストラリアの宗教/カリブ海の宗教/日本宗教(日系宗教)<br />
<br />
現代の宗教・スピリチュアリティ<br />
●井上 順孝<br />
ニューエイジ/神智学/人智学/ヨーロッパのカルト問題/反カルト運動/UFOカルト/テレヴァンジェリズム/インターネットと宗教/バーチャル宗教<br />
<br />
付 録<br />
基本文献、宗教別略年表、事項索引、人名索引、団体名索引khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-78643880637010995932013-03-25T22:55:00.001+09:002013-03-25T22:55:24.969+09:00村井吉敬氏死去 東南アジアの開発・環境問題を研究<div>
村井吉敬氏(早稲田大アジア研究機構教授)が23日死去。<br />
69歳。通夜は近親者のみで行う。喪主は妻で大阪経法大アジア太平洋研究センター所長の内海愛子さん。
<br />
インドネシアを中心に東南アジアの開発や環境問題を研究し、<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4004300207/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4004300207&linkCode=as2&tag=taigototaijij-22">エビと日本人 (岩波新書)</a><img alt="" border="0" height="1" src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=taigototaijij-22&l=as2&o=9&a=4004300207" style="border: none !important; margin: 0px !important;" width="1" />
などの著書がある。 </div>
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<br />
という記事を見て驚きました。<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4004300207/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4004300207&linkCode=as2&tag=taigototaijij-22">エビと日本人 (岩波新書)</a><img alt="" border="0" height="1" src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=taigototaijij-22&l=as2&o=9&a=4004300207" style="border: none !important; margin: 0px !important;" width="1" />
など名著を残した研究者です。<br />
東南アジアの島嶼部がご専門という印象ですが、開発学、環境社会学という分野でも多くの功績を残した方だと思います。<br />
<br />
<b></b>khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-70200726485065564782013-03-20T17:00:00.000+09:002013-03-20T17:00:38.622+09:00「二〇世紀民俗学」を乗り越える福田アジオ・菅 豊・塚原伸治 著 『「二〇世紀民俗学」を乗り越える』書評記事「消えてよい学問か」(3月17日 読売新聞14面)
<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4872947797&nou=1&ref=tf_til&fc1=644A4A&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe><br />
東京大学東洋文化研究所の紹介文を下記に掲載させて頂きます。
<br />
<br />
現代民俗学とは、「二〇世紀民俗学―これまでの民俗学」に、これまでなかった新しい学知を付加し、さらに、「二〇世紀民俗学」を乗り越え、新しい民俗学へと変革を目指す学問の流れである。ここでいう「二〇世紀民俗学」とは、二〇世紀に柳田国男たちによって始められた日本の土着文化の理解とその復興運動、そして、その学問化を進めた運動を指す。それは、ある時代の要請によって生成した「時代の産物」であり、当初は「野の学問」として出発し、百年近い時間の経過とともに体系化され、組織化され、そして制度化された。この「二〇世紀民俗学」の成立の最終段階で、大きな役割を果たした民俗学者の一人に、本書が主題化した福田アジオ氏がいる。<br />
福田氏は、柳田の民俗学を批判的に継承した民俗学者である。福田氏は、まさに「二〇世紀民俗学」の申し子といっても過言ではない。いま現代において民俗学を標榜するのならば、私たちはこの「二〇世紀民俗学」からの飛躍を試みなければならないだろう。それは、福田氏、および同時代の人びとの学問を乗り越えることでもある。<br />
しかしながら、その乗り越え、あるいはそこからの飛躍は、これまで自らが意識せずに、自覚せずに依って立ってきた、寄りかかってきた「二〇世紀民俗学」の根本―目的、方法、対象―を更改しなければならない作業であり、ことによってはそれを捨て去らなければならないほどの困難な作業である。そして、「二〇世紀民俗学」を捨て去ったときに、新しい民俗学が再生されるとは限らないのである。<br />
本書は、二〇一〇年七月三一日に東京大学東洋文化研究所で開催された東京大学東洋文化研究所班研究「東アジアにおける「民俗学」の方法的課題」・現代民俗学会・女性民俗研究会が共催したシンポジウム「《討論》福田アジオを乗り越える―私たちは『二〇世紀民俗学』から飛躍できるのか?―」で取り交わされた、福田氏との熱論の記録である。本書が、「『二〇世紀民俗学』を意識的に継承する」という方向性と、「『二〇世紀民俗学』を捨てて新しい民俗学を構築する」という方向性との相克や軋轢を顕在化させることにより、今後の民俗学を転換する起点を生み出す一助となれば幸いである。 とりあえず今の民俗学の中で一番とがった部分(?)というかもっともおもしろいところではないででしょうか。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://2.bp.blogspot.com/-4Oy2FttFQ7E/UUlqrj0q2HI/AAAAAAAAANI/5sXOrjYMhho/s1600/news130317.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="217" src="http://2.bp.blogspot.com/-4Oy2FttFQ7E/UUlqrj0q2HI/AAAAAAAAANI/5sXOrjYMhho/s640/news130317.jpg" width="640" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-4Oy2FttFQ7E/UUlqrj0q2HI/AAAAAAAAANI/5sXOrjYMhho/s1600/news130317.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><br /></a></div>
<br />khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-51536031023570089352013-03-15T23:04:00.000+09:002013-03-15T23:04:00.325+09:00神は人間の弱さの産物<br />
<a href="http://www.cnn.co.jp/showbiz/35022711.html" target="_blank">CNN</a>で興味深い記事を見つけましたので、掲載しました。<br />
それにしても科学者らしい論説だとあらためて思いました。<br />
科学的に実証できないことは認めない。というスタンスでしょうか。<br />
これも一つの宗教に対する見解でしょうから、良いのですが、アインシュタインが言うと説得力があるように思える…<br />
それよりもイーベーのオークション開始価格が300万ドルというのは高すぎると思うのは私だけでしょうか。<br />
<br />
<br />
「神とは人間の弱さの表れにすぎない」――。物理学者アルバート・アインシュタインのそんな宗教観を記した直筆の手紙が、8日からインターネットオークションサイトの米イーベイで競売にかけられる。<br />
手紙はアインシュタインが死去する1年前の1954年、ユダヤ人哲学者エリック・グートキンドの著書に対する反論として、ドイツ語で書かれた。この中でアインシュタインは<b>「私とって神という単語は、人間の弱さの表現と産物以外の何物でもない。聖書は尊敬すべきコレクションだが、やはり原始的な伝説にすぎない」</b>と記している。<br />
自分たちを選ばれた民とするユダヤ教の選民思想にも反論し、「ユダヤ教は、ほかのすべての宗教と同様に、最も子どもじみた迷信を体現したものだ。私もユダヤ人の1人であり、その精神には深い親近感を覚えるが、ユダヤ人はほかの全ての人々と本質的に異なるところはない。私の経験した限り、ほかの人間より優れているということもなく、『選ばれた』側面は見当たらない」とした。<br />
<br />
この書簡は2008年5月に英ロンドンでオークションにかけられ、米紙ニューヨークタイムズによれば、科学と宗教をめぐる論争に火をつけた。この時の落札価格は40万4000ドル(約3200万円)だったが、今回のイーベイのオークションの開始価格は300万ドル(約2億3500万円)に設定されている。khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-9133233043625906412013-03-12T12:36:00.000+09:002013-03-12T12:36:00.907+09:00文化人類学者の山口昌男さん死去山口昌男氏が亡くなったという記事を見つけ驚いてしまいました。<br />
<br />
「中心と周縁」「トリックスター(いたずら者)」などの文化理論で思想界に大きな影響を与えた文化人類学者で文化功労者の山口昌男氏が、10日2時24分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。81歳だった。<br />
<br />
北海道生まれ。東京大国史学科卒業後、東京都立大大学院で文化人類学を学ぶ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所長、札幌大学学長などを歴
任。日本民族学会会長も務め、欧米の大学でも教えるなど国際的に活躍した。著書は大佛次郎賞を受けた「『敗者』の精神史」や「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4006001754/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4006001754&linkCode=as2&tag=taigototaijij-22">道化の民俗学 (岩波現代文庫)</a><img alt="" border="0" height="1" src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=taigototaijij-22&l=as2&o=9&a=4006001754" style="border: none !important; margin: 0px !important;" width="1" />
」「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4006000162/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4006000162&linkCode=as2&tag=taigototaijij-22">文化と両義性 (岩波現代文庫)</a><img alt="" border="0" height="1" src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=taigototaijij-22&l=as2&o=9&a=4006000162" style="border: none !important; margin: 0px !important;" width="1" />
」など名著を多数残されてます。<br />
<br />
<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4006000162&nou=1&ref=tf_til&fc1=644A4A&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-49911182149093422462013-03-06T23:56:00.000+09:002013-03-06T23:56:26.961+09:00宗教という技法宗教という技法―物語論的アプローチ<br />
竹沢尚一郎<br />
1992、勁草書房<br />
<br />
やっと入手することができた書籍です。竹沢氏なので間違いないと思ってたんですけど、やっぱりよかった。<br />
<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4326152729&nou=1&ref=tf_til&fc1=644A4A&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<br />
行為と語り。この二つが宗教を構成する重要なファクターであること。著者はこの著作の前に「象徴と権力」という名著を出している。この著作が行為の側面から宗教を分析したのに対して、この「宗教という技法」では語りの側面から宗教を分析している。<br />
まず社会的経験としての物語からレヴィ=ストロースの神話論を概観し、日本神話への適応を試みている。<br />
それから宗教人類学の視点から古代天皇制へとすすみ、生業の宗教から憑依の宗教へと議論を展開している。<br />
最近では神話研究はあまり宗教学の分野では見られないが、やはり神話は避けては通れない主題の一つである。<br />
そのように考えるとこの著書は自分自身のフィールドへの引きつける方法論なども参考になる良い文献だと思います。khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-9882719693893126852013-02-27T23:51:00.000+09:002013-02-27T23:51:17.927+09:00文化人類学者の岩田慶治氏が死去<span class="fontbk16_150" id="bt_body"></span><br />
岩田慶治先生が亡くなったそうです。<br />
正直まだ生きておられたのか。ということもあったのですが、やはり残念です。<br />
東南アジア関係の人文系学問の研究では日本の第一世代だと思います。<br />
著作も多数ある方です。<br />
<br />
東南アジアの民族学研究を通じ、アニミズムの復権を唱えた文化
人類学者で国立民族学博物館名誉教授の岩田慶治(いわた・けいじ)氏が17日午前7時ごろ、肺炎のため京都市東山区の病院で死去した。91歳。横浜市出
身。葬儀・告別式は19日午前11時から京都市中京区上樵木町503の1、かもがわホールで。喪主は妻美代子(みよこ)さん。<br />
<br />
1946年、京都大学文学部卒業後、東京工業大教授などを務めた。タイ、ラオス、カンボジアなどでフィールドワークを重ね、東南アジアの少数民族を中心に社会構造、農耕儀礼、精神文化を考察。アジア的文化人類学の立場に立ち、アニミズム的世界観の復権を唱えた。<br />
<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4061834355&nou=1&ref=qf_sp_asin_til&fc1=644A4A&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-47508257887298750532013-02-05T01:49:00.000+09:002013-02-05T01:49:18.101+09:00宗教のレトリック「宗教のレトリック」 中村圭志著
<span class="cmnc-small JSID_key_fonttxt" style="font-size: 100%;">文章技法がもたらす心理作用</span>
<br />
<span class="cmnc-small JSID_key_fonttxt" style="font-size: 100%;"><br /></span>
<span class="cmnc-small JSID_key_fonttxt" style="font-size: 100%;">というこの著書の書評が日本経済新聞に掲載されていました。</span><br />
<span class="cmnc-small JSID_key_fonttxt" style="font-size: 100%;">評者は橋爪大三郎氏</span><br />
<span class="cmnc-small JSID_key_fonttxt">http://www.nikkei.com/article/DGXDZO51030200W3A120C1MZC001/</span><br />
<span class="cmnc-small JSID_key_fonttxt">以下は抜粋です。</span><br />
<span class="cmnc-small JSID_key_fonttxt" style="font-size: 100%;"></span><br />
<div class="cmn-article_text JSID_key_fonttxt" style="font-size: 100%;">
<span class="cmnc-small JSID_key_fonttxt" style="font-size: 100%;"><br /></span>
<span class="cmnc-small JSID_key_fonttxt" style="font-size: 100%;">宗教学者中村圭志氏の手にかかると、キリスト教も仏教も儒教もイスラム教も道教も、レトリックの塊(かたま)りであると明らかになる。</span></div>
<span class="cmnc-small JSID_key_fonttxt" style="font-size: 100%;">
<div class="cmn-article_text JSID_key_fonttxt" style="font-size: 100%;">
</div>
<div class="cmn-article_text JSID_key_fonttxt" style="font-size: 100%;">
<div class="cmn-photo_style2 cmn-position_right" style="width: 187px;">
<br /></div>
</div>
<div class="cmn-article_text JSID_key_fonttxt" style="font-size: 100%;">
レトリックとは、直喩/隠喩/換喩/提喩/誇張/対比/列叙/逆説/…といった、文章技法の総称。レトリックに詳しい中村氏はこれら素材別
に、さまざまな宗教のテキストを料理し、10章に仕上げた。「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に」(イエスの説教)は対句。「善人なほもて往生をとぐ、
いはんや悪人をや」(歎異抄)は逆説。本書はさながら「世界の宗教レトリック大全」である。</div>
<div class="cmn-article_text JSID_key_fonttxt" style="font-size: 100%;">
宗教学者はそもそも、逆説めいた存在だ。いっぽうでさまざまな宗教を、客観的・学問的に考察する。特定の宗教にとらわれるわけにはいかな
い。だがもういっぽうで、宗教が人びとをとらえる強烈な磁力の核心に迫っていく。それには宗教にひきこまれる瀬戸際まで、身を乗り出さなければならない。
著者はこの矛盾を、どう引き受けようとするのか。</div>
<div class="cmn-article_text JSID_key_fonttxt" style="font-size: 100%;">
本書は宗教を、かずかずのレトリックの心理作用が人びとがとらえる働きに、還元する。そして、さまざまな宗教のテキストをばらばらにし、レ
トリックの技法に従って配列する。こうした相対主義の手順で、宗教は安全で無害なものになる。レトリックなら文学者におなじみで、その作用もたかが知れて
いる。だが宗教は、レトリックに還元できるものなのか。</div>
<div class="cmn-article_text JSID_key_fonttxt" style="font-size: 100%;">
著者はこうも言う。《我々はみな、自分が世界の中にどうやって…生まれ出るのか、その不思議さをうまく理解していない》。こうした《実存の神秘》や《文化の恩寵(おんちょう)》は曖昧にしか意識できないから、《神仏の存在》を空白のように確保しておくのだ、と。</div>
<div class="cmn-article_text JSID_key_fonttxt" style="font-size: 100%;">
『信じない人のための…』シリーズの著者でもある中村氏は、信じないことにこだわっている。信じさせる宗教の力に、それだけ深く魅了されて
いるとも言える。レトリックは、宗教の強烈な磁力から中村氏を隔てる防護柵のようなもの。こうした逆説的な仕掛けを必要とするほど、宗教はパワフルなので
ある。その威力の輪郭を本書は、読者に届けてくれている。</div>
</span>khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-24003180159984867122013-01-26T23:57:00.001+09:002013-01-26T23:57:09.521+09:00中山みき・その生涯と思想天理教の教祖「中山みき」をテーマにした著作である。内容は、中山みきをめぐる教団内部と外部の研究者による論文および鼎談から構成されている。<br />
<br />
これまでは天理教の教祖を扱った著作や論文は数多くあり、教団の内と外どちらかの立場からも様々な議論がされていた。本書は、その教団の内と外双方の立場か
らの論文が一冊にまとめられている。<br />
<br />
池田士郎・島薗進・関一敏という有名な宗教研究者によって書かれた著作ですので、大変興味深い…<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4750310220&nou=1&ref=tf_til&fc1=644A4A&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-35264114423630742362012-12-18T00:39:00.000+09:002012-12-18T00:39:00.165+09:00地域研究の「粋」を味わう日本学術会議の「地域研究の「粋」を味わう」というのがあるらしい。<br />
参加はできないけど、シンポジウムメンバーを見ると是非是非参加したい…<br />
<br />
やっぱり都会にすんでないと駄目かなぁ~~<br />
<br />
http://t.co/ZGAAhF2ckhanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-42952035969747195262012-12-17T22:58:00.000+09:002012-12-17T22:58:08.115+09:00祖父江孝男民博名誉教授が死去祖父江孝男氏 86歳(そふえ・たかお=国立民族学博物館名誉教授、心理人類学)15日、虚血性心不全で死去されたそうです。<br />
<br />
<br />
日本民族学会長、日本生活学会長などを歴任。日本人の国民性、特に地域によるパーソナリティーの違いに着目し、風土的・歴史的背景から解明した著書「県民性」など著作は多数。<br />
<br />
ご冥福をお祈りいたします。<br />
<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4121905601&nou=1&ref=qf_sp_asin_til&fc1=644A4A&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
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khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-26321676982106164562012-12-13T23:07:00.000+09:002012-12-13T23:07:06.225+09:00暴力と歓待の民族誌暴力と歓待の民族誌―東アフリカ牧畜社会の戦争と平和
<br />
佐川徹 <br />
<br />
<br />
<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4812211239&nou=1&ref=qf_sp_asin_til&fc1=644A4A&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
この著書は何かと気になってた本でした。ある書評では大絶賛されており、どんな民族誌かと思い読んで見ました。<br />
書評が学会誌やいろんな雑誌に掲載されているので、中身には触れませんが、個人的な感想としては、やっぱりおもしろかった。という感じでしょうか。<br />
京都大学で博論書いてるので、生態人類学よりだと思ってたんですけど、文化人類学のほうにもひらけている印象があります。<br />
<br />
東アフリカの牧畜社会という専門に扱っていないととっつきにくい地域ではあるんですけど、それでもおすすめできる民族誌だと思います。khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-85646735037697736612012-11-28T17:33:00.001+09:002012-11-28T17:33:30.918+09:00滋賀県の嘉田由紀子知事最近話題の滋賀県の嘉田由紀子知事ですが、もともとは環境社会学や文化人類学の専門家です。アフリカ研究などに論文も書いてたりします。<br />
ネットで探せば、経歴や著作は出てきますが、文系学問の専門家が政治を行うとどんなもんなんだろうかとちょっと気になります。<br />
良いか悪いかを判断をするつもりはありませんが、興味はあります。<br />
個人的におすすめの本をいくつかあげます。アフリカ関係はすぐに見つかりませんでしたけど、共著、編著などなど多数ありますので<br />
<br />
<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4623032124&nou=1&ref=qf_sp_asin_til&fc1=644A4A&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4275013328&nou=1&ref=qf_sp_asin_til&fc1=644A4A&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4812201330&nou=1&ref=qf_sp_asin_til&fc1=644A4A&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4540992686&nou=1&ref=qf_sp_asin_til&fc1=644A4A&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-30006067097675957282012-11-25T02:55:00.000+09:002012-11-25T02:55:37.027+09:00Kindleの本格参入アマゾンで正式にオープンになりました。まだまだ漫画や小説が主流なんでしょうけど、最近では人文系学問もPDFで論文公開というところが多いですけど、そのうち紙媒体からシフトしていくんでしょうか。<br />
実際フィールド調査をするのに、今までは紙(メモ用紙)だったのが、ノートパソコンになり、今ではiPadという人もあると思います。<br />
読みたい本も何冊もカバンに入れずにすみますし、こっちのほうが便利なのかな。<br />
でも本に付箋紙でも貼りながら、ペンでマーキングしていくほうが良いような。<br />
電子書籍でもそんなことはいくらでもできるんでしょうけど、どうなのかなぁ~~<br />
<iframe border="0" frameborder="0" height="250" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=12&l=ur1&category=kindlebooks&banner=12NJVSNGQT7WYTTCM182&f=ifr" style="border: none;" width="300"></iframe>
khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-8246598431157175362012-11-09T00:04:00.000+09:002012-11-09T00:04:02.315+09:00キリスト既婚説って??興味深い記事を見つけましたので、下記に貼り付けます。<br />
<br />
下記にもありますが、結婚していてもおかしくは無いと思いますが、不思議なのは結婚をしていると歴史が変わる?ということなんでしょうか。歴史は新しい発見があれば、その都度再生産されてきたという印象を持ってますから、別にいいんじゃないかと…<br />
キリスト教徒ではないからこんなのんきなことを言ってられるのでしょうか。<br />
<br />
http://mainichi.jp/feature/nationalgeo/archive/2012/09/20/ngeo20120920003.html<br />
<br />
2000年前に生きたイエス・キリストは、結婚していたのだろうか。これまで何世紀にもわたって取りざたされながら、有力な証拠を欠いていたこの問題が、新たに注目を集めている。きっかけは、キリストの妻に言及した古いパピルス紙の断片の存在が明らかになったことだ。<br /><br />
このパピルス紙片は、ハーバード大学の歴史学者カレン・キング(Karen
King)氏が、その内容を明らかにした研究成果を発表したことで世界的ニュースとなった。名刺よりも小さなその紙片には、数行の手書きの文書が、キリス
ト教のシンボルを使用するコプト語で綴られていた。文書の最後の行には、イエスの発言の引用という形でこう書かれている。「そしてイエスは言った。私の妻
は……」。<br /><br /> 文章は途中で切れており、パピルス紙片はより大きな文書の一部と考えられる。記述が途切れているため、その後にどんなことが書かれていたのか、そして、“妻”とは誰だったのかは謎だ。<br /><br /> イエス・キリストに近しい伴侶がいたことをにおわせる文書はこれまでにも存在したが、キリストの没後数世紀以内に書かれた文書で、妻の存在を直接言及したものはこれまで見つかっていなかった。<br /><br />◆紙片の暫定評価は“本物”<br /><br /> このパピルス紙片の書かれた年代や真贋については依然調査中だ。しかし、初期キリスト教の歴史や文書に詳しい一部専門家による暫定評価は、これが本物であることを示している。現時点では、キリストの死後2~4世紀に書かれたものと推定される。<br /><br />「2
世紀に書かれたのがもし事実なら、キリストの結婚歴に関する主張は、キリストの死後1世紀以上経って、セクシュアリティや結婚、弟子の問題をめぐるキリス
ト教徒間の論争の中で、初めて出てきたことを示す直接的な証拠となる」。キング氏は、プリンストン大学の宗教学教授アンマリー・ライアンダイク
(AnneMarie Luijendijk)氏と共同執筆した論文草稿の中で、このように述べている。<br /><br /> ノースカロライナ大学チャペルヒル校の宗教学者で著述家のバート・アーマン(Bart Ehrman)氏は次のように話す。「もしこれが言われているとおりのものなら、史上初の発見だ。この種のものは確かにこれまで見つかっていなかった」。<br /><br />
ただし、キリストの妻に言及した文書が見つかったからといって、それがキリストに妻がいた証拠にはならないとアーマン氏は指摘する。「この文書が示してい
るのは、2世紀にキリストの支持者が存在し、その人物がキリストには妻がいたと考えていた可能性があるということだ」。今回の発見は、キリストの生涯を説
く主要福音書の執筆と改訂が進められていた時代の初期キリスト教の発達に光を当てるものとなるだろう。<br /><br />◆紙片の発見は「大きな進歩」<br /><br /> オタワ大学でコプト語とパピルス学を研究するイッツェ・ダイクストラ(Jitse Dijkstra)氏は、このパピルス紙片の発見を「大きな進歩」と評価する。<br /><br /> パピルス紙片を発見したハーバード大学のキング氏が「New York Times」紙の取材に対して語ったところによると、この紙片は個人収集家から貸し出されたものであり、理由は不明だが、何らかの事情でこれまで数十年間その存在を伏せられていたのだという。<br /><br /> このパピルス紙片の前にキリスト教研究者の心をとらえた重要文書といえば、「ユダの福音書」だ。この研究プロジェクトの詳細はナショナル ジオグラフィック誌で特集されている。<br /><br />
ナショナル
ジオグラフィック協会の支援で修復と保存作業が行われたこの長大な文書は、キリストの使徒イスカリオテのユダが、長らく研究者や宗教的指導者たちに考えら
れていたような裏切り者ではなく、裏切りとされる行為は、ユダがキリストの指示を受けてとったものだった可能性を示している。<br /><br /> 今回のキング氏によるパピルス紙片の研究成果は、ローマで開催中の国際コプト学会議において9月18日に発表された。<br />
<br />
独身だったとされるイエス・キリストに「妻」がいた可能性を示す古文書が見つかったと9月に報じられ、キリスト教界に波紋を広げた。「イエスの結婚」はカ
トリック教会のタブーだけにローマ法王庁(バチカン)が反応したのは当然としても、専門家が相次いで疑問を呈し、真偽論争まで巻き起こすに至った。その背
景は何か。【ローマ福島良典】<br />
<br /> 問題の古文書を解読し、9月18日にローマで開かれた国際学会で発表したのは米ハーバード大神学大学院の歴史学者、カレン・キング教授。4世紀後半のも
のとされるパピルスの断片(縦約4センチ、横約8センチ)には、古代エジプトのコプト語で「イエスが彼ら(弟子たち)に言った。『私の妻は……』」(続き
は断裂して不明)、さらに「彼女は私の弟子になれるだろう」との記載があった。<br />
<br />
カトリックの伝統的な見解ではイエスは結婚しなかったとされる。キング教授はパピルスについて「イエスが結婚していたことを証明するものではない」と断りながらも、古文書が書かれた時代の信者の間で「イエスの結婚」が議論されていた証拠--と見る。<br />
<br />
これに対して、バチカンは日刊機関紙オッセルバトーレ・ロマーノを通じて「パピルスは下手な偽造品」(ジョバンニ・マリア・ビアン編集長)と一蹴した。
パピルスは遺跡発掘で見つかったのでなく、骨董(こっとう)品市場で入手されたとされ、そもそも本物ではないという主張だ。「(新約聖書の外典)『トマス
による福音書』の写本の切り張りだ」と指摘した英教授や、使われた字体から偽造説を唱える専門家もいる。<br />
<br />
パピルスを本物と仮定した上で、「妻」の解釈に疑問を投げかける意見もある。学会を主宰したローマ大学史学部のアルベルト・カンプラニ教授(51)=キ
リスト教・教会史=もその一人。「イエスが『私の女性』と言う場合、自分に付き従い精神的なつながりを持つ人物のこと。パピルスの『妻』も象徴的な意味」
と解釈する。イエスの言動を伝える福音書にイエスの結婚に関する記述はなく「当時、信者の間で話し合われたことはなかった」と結論付ける。<br />
<br />
現代欧州の信者はどう思っているのか。ローマ中心部にあるサンタ・マリア・マッダレーナ教会。日曜礼拝を終えたイタリア人の元薬剤師、チンティ・ビートさん(65)は「イエス妻帯説はキリスト教世界にとってショック。でも、信じてはいない」と語った。<br />
<br />
バチカンのサンピエトロ広場。ドイツから家族で巡礼に訪れた女子高生のハンナ・グレゴールさん(17)は「当時、男性は結婚するのが普通だったから、あり得るかも。でも、妻がいたかどうかは私の信仰には関係がない」といたって冷静だ。<br />
<br />
イエス妻帯説は、なぜか米国発が目立つ。米国人のキング教授の「発見」を大々的に報じたのは米紙ニューヨーク・タイムズ。イエスが「マグダラのマリア」
と結婚していたという設定の推理小説「ダ・ヴィンチ・コード」を著したのも米国人作家のダン・ブラウン氏だ。カンプラニ教授は、女性の地位に敏感な米国キ
リスト教会の事情が反映していると見る。「(教会における女性の地位の観点から)イエスと女性の関係は米国のキリスト教徒にとって最大の関心事」だから
だ。<br />
<br />
カトリック教会にとって女性の地位向上は課題だ。バチカンで10月に開かれた司教会議でベルギーのアンドレ・レオナール大司教は「信徒の3分の2を占め
る女性の多くが『差別されている』と感じている」と指摘し「女性が幸福と感じ、(教会で)認知されなければ新たな福音はない」と警鐘を鳴らした。<br />
<br />
女性の権利保護への取り組み強化や司祭の独身制の見直しなど改革を迫られるバチカン。「イエスの妻」論争が浮き彫りにしたのは、現在のカトリック教会が抱える苦悩なのかもしれない。<br />
<br />
<br />khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-43227649775484016302012-10-14T00:24:00.004+09:002012-10-14T00:24:47.940+09:00実験失敗の院生に“罰金”34万<a href="http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121013-OYT1T00267.htm?from=tw" target="_blank">読売の記事</a><br />
<br />
文系じゃまずありえないなぁ~と思いました。こんなことしてたら、文系の院生は研究やめるだろうな。<br />
<br />
<br />
愛媛大は12日、失敗した実験の費用名目などで、指導する男子大学院生から約34万円を取り上げたとして、大学院医学系研究科の40歳代の男性准教授を出勤停止14日間の懲戒処分にした。<br />
<div class="2par">
発表では、准教授は2009年6月、院生に対し、失敗した実験で使った試薬や器材の費用を自己負担するよう指示し、
25万円を支払わせたほか、同7月にも財布から9万2000円を取り上げた。また、キャッシュカードの暗証番号を聞き出そうとしたり、ATM(現金自動預
け払い機)で残高照会をさせて額を見たりもした。</div>
大学側は院生から相談を受けて調査。准教授は事実を認め、「実験がうまくいけば返金する予定だった」と話したという。同大学は実験費用を学生・院
生に負担させることはないといい、記者会見した安川正貴・医学系研究科長は「現金を支払わせたこと自体が不適切と判断した」と処分理由を述べた。<br />
khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-86581672044920550292012-08-24T00:36:00.000+09:002012-08-24T00:36:00.928+09:00比叡山メッセージ2012(付・宗教界の脱原発声明等概観)<br />
比叡山の宗教サミットの共同メッセ―ジを島薗進先生のブログで見つけましたので、記載させて頂きます。<br />
これから宗教(者・教団などなど)<br />
<br />
<br />
(25周年を迎えた「比叡山宗教サミット」の参加者による共同メッセージをそのまま転写します。また、その後に、諸宗教集団・宗教者による脱原発の声明や意見表明を概観した文章を添えてあります。)<br />
2012年8月3,4日、比叡山宗教サミット25周年記念「世界宗教者平和の祈りの集い」に参加するため比叡山山上に結集したわれわれは、平和を願う世界のすべての人々に心からメッセージを送りたいと思う。<span id="more-331"></span><br />
人類は有史以来、大自然の豊かな恩恵によって生命を維持し、さらにより利便性に富み快適な生活環境を手に入れるため、様々な工夫をこらしてきた。そのこと
は、やがて科学技術の飛躍的発展をもたらし、物質中心の近代文明が人々の生活を覆い尽くすこととなった。その結果、自然の恵みを享受するという姿勢から、
自然を利用し、また改造して、より一層人間の生活を豊かにしたいという、飽くなき欲望を充足させる道をひたすら求め続けることになった。<br />
そのようなとき、世界各地で自然災害が頻発、その甚大な被害の前に人々は為すすべもなく、呆然と立ち尽くす外なかったのが実状であろう。すなわち、科学技
術が生んだ知見によって自然災害を防ぎ得るどころか、かつて日本の物理学者、寺田寅彦(1878-1935)が指摘したように、文明が進むほど自然の猛威
による被害はその激烈さの度を増すという、冷厳なる事実を突きつけられたからである。その結果、ややもすれば自然を収奪し、思うままに利用しようとしてき
たことが、いかに傲慢なことであるかに気付かされたといっても過言ではない。<br />
特に昨年3月11日の東日本を襲った大震災と大津波によって引き起こされた福島第一原子力発電所の放射能漏洩事故は、チェルノブイリやスリーマイル島の原
発事故について謙虚に学ぶ姿勢が余りにも乏しく、科学技術のもたらす安全性を過信した結果である。われわれは、技術の進歩の成果を無条件に受け入れるので
はなく、その選択に深い倫理性が求められていることを知るべきである。<br />
古代ギリシャ神話が物語るように、人類に火を与えたプロメテウスに、ゼウスは生きながら内蔵を鷲に喰らわせるという罰を与えた、という。それは、すでに文明が人類に幸せをもたらすばかりではなく、厄災を内包するということを示唆しているのではないだろうか。<br />
核燃料から生じる危険な廃棄物の安全な処理方法が、未だ見出せない現実一つをとっても、原発を稼働し続けることは宗教的、倫理的に許されることではない。われわれ宗教者は、このことに強く警鐘を鳴らす責任があったことを、率直に反省するものである。<br />
あらゆる宗教は、欲望の充足が幸福をもたらすのではなく、まず日々の生活の中に平安を祈り、共に生かされて生きることを神仏に感謝することを説く。今や人
類は物質文明に押しつぶされそうになっている現実に目を開き、誤りのない道を選ぶ岐路に立たされていることを知るべきであろう。<br />
一方、自然災害が発生するたびに、自らの生命をも顧みず救援活動に従事する人々の崇高さ、黙々とボランティア活動を続ける人々の気高さ、また直接被災地に
駆けつけることは叶わぬまでも、物心両面にわたって支援し続ける人々の心の温かさに、人類の未来を見る。われわれ宗教者も、災害発生と同時に、各地で被災
者支援に労力を傾注してきたが、甚大な被害を前にして、まだまだ至らぬことを痛感せざるを得ない。<br />
宗教者の重大な使命は、大自然の猛威によって亡くなった方々を弔うことにあると同時に、最愛の家族・友人を一瞬のうちに奪われた人々が、一日も早く平安を
取り戻し、安寧に暮らすことができるように祈念し、共に歩み続けることである。ここに集うわれわれは、諸宗教の連携を深めながら、この使命を全うすること
を誓うものである。<br />
2012年8月4日<br />
世界宗教者平和の祈りの集い参加者一同<br />
(付)<br />
脱原発を求める宗教界のメッセージは、多数出ています。この「比叡山メッセージ2012」は世界中の宗教指導者の集いでまとめられたもので、諸宗教宗派
間の調整を経たものです。超宗派の個人個別組織の共同による「宗教者は原子力発電所の廃止を求めます」という声明(2012年7月13
日)http://togetter.com/li/343855 は主に個人の意志によるもので、超宗派であっても内容は明確です。<br />
単一宗教によるものでは全日本仏教会の「原子力発電によらない生き方を求めて」http://www.jbf.ne.jp/2011/12
/post_214.html はきわめて広い多様性をもった日本の仏教界をまとめて提出されたもので、内容も明快で社会的なインパクトは大きいものでし
た。<br />
個別宗派のものは宗派の考え方に即して考えをよく練ってあるものが多いです。仏教界では、臨済宗妙心寺派「原子力発電に依存しない社会の実現」
(2011年9月29日) http://www.myoshinji.or.jp/about/post_9.html
が早い時期のものです。真宗大谷派の「すべての原発の運転停止と廃炉を通して、原子力発電に依存しない社会の実現を求める決議」(2012年2月27
日) http://www.higashihonganji.or.jp/info/news/detail.php?id=380 は、これまで長期
的にこの問題に取り組んできた集団らしい踏み込んだ内容のものです。立正佼成会の「真に豊かな社会をめざして――原発を超えて」(2012年6月18日)
http://www.kosei-kai.or.jp/infomation/070/post_44.html
も長く国際的な平和運動に取り組んできた集団の経験を踏まえたものです。<br />
キリスト教では日本カトリック司教団の「いますぐ原発の廃止を~福島第1原発事故という悲劇的な災害を前にして~」(2011年11月8日)
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/doc/cbcj/111108.htm は世界のカトリック教会の考え方の取り組み
を踏まえており、声明としても早い時期に出されました。日本聖公会の「原発のない世界を求めて-原子力発電に対する日本聖公会の立場―」(2012年5月
23日) http://www.nskk.org/province/others/genpatsu2012.pdf
や日本同盟基督教団の「みこころの天になるごとく地にも―原子力発電にかんする理事会見解―(2012年7月9日)」は
http://d.hatena.ne.jp/koumichristchurch/20120718/p1 <br />
2012-07-18 「教え」に基づくものであることを明確に示したものです。<br />
神道系らしい考え方が示されているのは、子どもの脳死による臓器移植や死刑制度にも疑問を呈してきた大本の「大飯原子力発電所再稼働に反対する教団声明」(2012年8月14日 6月14日)<br />
http://www.oomoto.or.jp/Japanese/katsudo/seimei/seimei_genpatsu.html があります。<br />
創価学会については、2012年1月26日の池田大作名誉会長第37回「SGIの日」記念提言 「生命尊厳の絆輝く世紀を」でおおよその方向性は提示されているようです。<br />
なお、脱原発を求める宗教団体が多数派ですが、原発推進を主張する宗教団体もないわけではありません。諸宗教の動向については、以下のまとめが参考になります。http://www.circam.jp/reports/02/detail/id=2012 <br />
khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-62901580385807183882012-08-20T00:28:00.000+09:002012-08-20T00:28:02.797+09:00通過儀礼フランスの民俗学者のファン・ヘネップの『通過儀礼』が岩波の文庫として発売になった??のかはわかりませんが、文庫ということで安価で手に入るようになりました。<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&nou=1&bg1=FFFFFF&fc1=644A4A&lc1=243BD9&t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&ref=qf_sp_asin_til&asins=4003421914" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
この本は民俗学、人類学、宗教学などなど人文系学問に大きな影響を与えた文献と言えると思います。儀礼を初めて体系的に論じ、誕生から死までの折々の儀礼、入会の儀礼などを、分離・過渡・統合の過程をたどる通過儀礼の視点で捉えた。特に過渡期という境界状況の考察は、コミュニタス理論など後の人類学の理論的展開の基盤となった。<br />
<br />
最近では、評論家の島田裕巳先生がAKBの誰かの記事を書いたことが話題になったときにおそらく議論の中心の概念となったテキストだと思います。<br />
<br />
私は早速購入しました…khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-35694165865624992222012-08-10T22:45:00.001+09:002012-08-10T22:45:29.102+09:00儀礼の過程<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4783511810&IS1=1&nou=1&ref=qf_sp_asin_til&fc1=644A4A&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
有名すぎる本ですけど、最近人に勧められたので、紹介しておきます。<br />
まだ読んではいないんですけど、儀礼論をやるうえでは教科書のような感じでしょうか。<br />
<br />
ターナーはE.E.プリチャードの弟子になるのかなぁ~<br />
<br />
アフリカ研究者以外でも読んで楽しい民族誌だと思います。khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-19139939942992733172012-07-04T00:36:00.000+09:002012-07-04T00:36:03.691+09:00セミナー宗教学講義柳川啓一編「セミナー宗教学講義」<br />
放送大学用のテキストになるのかなぁ??<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4831810479&ref=qf_sp_asin_til&fc1=644A4A&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<br />
偶然入った古本屋でみつけた本です。比較的古い本なんですけど、今宗教学関連でやっている先生方が若い時に講義をした内容がわかる本です。<br />
柳川先生が編者ということもあってか東大系の先生方の名前がたくさんあります。<br />
呼んでいて講義というか話し言葉で書かれているので、読みやすいですし、いろいろなヒントを得ることができると思います。<br />
ご関心のあるかたはどうぞ。khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-22011325239102322832012-06-11T00:18:00.002+09:002012-06-11T00:18:42.336+09:00『旅のパウロ』 佐藤研<a href="http://mainichi.jp/feature/news/20120610ddm015070031000c.html" target="_blank">毎日新聞の「今週の本棚」</a>というコーナーに立教大学の佐藤先生の記事が掲載されていました。<br />
ちょっとテンションも上がったので、ご紹介致します。<br />
<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4000237950&ref=qf_sp_asin_til&fc1=644A4A&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<br />
◇伝道者の生きざまを追って−−佐藤研(さとう・みがく)さん<br />
イエスの刑死後、ユダヤ教世界を超えて小アジア(現在のトルコ)やギリシャへ異邦人伝道の旅を続け、『新約聖書』の「ロマ書」(ローマ人への手紙)などの膨大な書簡を残した使徒パウロ。彼なくして世界宗教としてのキリスト教は成立し得なかったとさえ言われるが、その生涯や人となりには、意外なほど明らかでない部分も多い。<br />
<br />
「パウロ書簡は難解で分かりにくく、一人の生きた人間の姿が見えてこない。読解だけで抽象化してしまうことに不安を感じました。足跡をたどり、その大変な距離感や肉体的、感性的な条件を追体験してリアルなパウロ像に近づきたかった」<br />
<br />
立教大で教鞭(きょうべん)を執る傍ら、2002年以降8回の「足跡紀行」で、コリントやエフェソを訪ねる3度の伝道旅行からローマ護送にいたる数千キロの行程を、レンタカーを駆って走破した。「荒涼とした風景の中でただ地平線を目指し、恐らくは黙々と歩き通したパウロは、やはり取り憑(つ)かれていたのだと実感しました。あきれるほどの情念(パトス)の力、破裂するような上昇のエネルギーを思い知らされた」<br />
<br />
こちらは是非一読したいテキストだと思います。khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-73681398554640031932012-06-06T22:51:00.000+09:002012-06-06T22:51:50.412+09:00世界がわかる宗教社会学入門世界がわかる宗教社会学です。<br />
こちらの本はなんというか読みやすくて、わかりやすい。という本です。橋爪氏の執筆で、宗教社会学の視点から世界三大宗教から、儒教、道教、神道などを日本人に馴染みのある宗教を紹介しています。この本を大学の講義のテキストにしている先生も結構いるようですし、なかなかの著書だと私は勝手に思ってます。<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4480422277&ref=qf_sp_asin_til&fc1=644A4A&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-65321008151630588182012-05-02T10:14:00.000+09:002012-05-02T10:14:00.432+09:00呪術の人類学白川千尋、川田牧人<br />
2012『呪術の人類学』人文書房。<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=taigototaijij-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4409530429&ref=qf_sp_asin_til&fc1=644A4A&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=243BD9&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
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<br />
ついに出ました!というか個人的にこの分野はものすごく関心があって発行されるのを心待ちにしてました。<br />
編者はもちろんのこと、執筆者も日本の人類学、呪術研究の有名どころばかりですし。<br />
また読もう~~<br />
<br />
<a href="http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b100331.html" target="_blank">呪術の人類学</a><br />
目次<br />
序章 言葉・行為・呪術(白川千尋)<br />
第1章 さやかならぬ「日常」の呪術論(川田牧人)<br />
第2章 呪術とは何か(関一敏)<br />
第3章 呪術と現実・真実・想像(黒川正剛)<br />
第4章 呪いには虫の糞がよく効く(東賢太朗)<br />
第5章 不可視なものとの接触(飯田淳子)<br />
第6章 バリにおける呪術的世界の周縁(大橋亜由美)<br />
第7章 呪師の確信と疑念(津村文彦)<br />
第8章 習俗論から見た呪術(阿部年晴) <br />
<br />
内容説明の文章には<br />
人類学の原初的テーマである「呪術」を人間存在に不可欠なものと位置づける本書は、呪術においてしばしば認められる半信半疑の受容、非合理な
ことだと知りながら実践するような言語的理解の次元と身体的実践の次元のズレに着目し、二つの次元の相関関係を明らかにすることを試みる。さらに、呪術と
日常とが重なり、あるいは離切し、互いのリアリティを感得しあうしくみを探る。人類学のみならず、「理解」という人間の営みを考察の対象としてきた哲学、
認知科学、社会学分野における一連の議論に接合するとともに、これら諸学の進展に大きく貢献する可能性をもつ画期的試みである。 <br />
<br />khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7705636679505933624.post-1133564551779132302012-04-29T17:45:00.000+09:002012-04-29T17:45:35.272+09:00岩波文庫の電子書籍化<br />
<a href="http://www.iwanami.co.jp/hensyu/bun" target="_blank"><br class="Apple-interchange-newline" />岩波文庫の電子書籍化</a>というニュースをみてちょっと驚いてしまいました。<br />
とうとう岩波が電子書籍を出すのかと思いちょっと喜んでいます。<br />
予定では4月26日より配信(2012年)【28点32冊】となっています。<br />
<br />
『こころ』 夏目漱石 525 円<br />
『柿の種』 寺田寅彦 735 円<br />
『小僧の神様 他十篇』 志賀直哉 609 円<br />
『銀の匙』 中 勘助 588 円<br />
『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』 芥川竜之介 420 円<br />
『童話集 銀河鉄道の夜 他十四篇』 宮沢賢治/谷川徹三編 693 円<br />
『伊豆の踊子・温泉宿 他4篇』 川端康成 588 円<br />
『山月記・李陵 他九篇』 中島 敦 840 円<br />
『アルプス登攀記』(上・下) ウインパー/浦松佐美太郎訳 上798 円・下735 円<br />
『闇の奥』 コンラッド/中野好夫訳 567 円<br />
『動物農場 ―おとぎばなし』 ジョージ・オーウェル/川端康雄訳 693 円<br />
『黒猫・モルグ街の殺人事件 他5篇』 ポオ/中野好夫訳 735 円<br />
『若きウェルテルの悩み』 ゲーテ/竹山道雄訳 567 円<br />
『変身・断食芸人』 カフカ/山下肇・山下萬里訳 504 円<br />
『精神の危機 他15篇』 ポール・ヴァレリー/恒川邦夫訳 1134 円<br />
『罪と罰』(上・中・下) ドストエフスキー/江川 卓訳 上840 円・中840 円・下903 円『学問のすゝめ』 福沢諭吉 693 円<br />
『茶の本』 岡倉覚三/村岡 博訳 441 円<br />
『武士道』 新渡戸稲造/矢内原忠雄訳 588 円<br />
『後世への最大遺物・デンマルク国の話』 内村鑑三 567 円<br />
『遠野物語・山の人生』 柳田国男 840 円<br />
『古代への情熱 シュリーマン自伝』 シュリーマン/村田数之亮訳 630 円<br />
『ソクラテスの弁明・クリトン』 プラトン/久保 勉訳 504 円<br />
『方法序説』 デカルト/谷川多佳子訳 504 円<br />
『永遠平和のために』 カント/宇都宮芳明訳 525 円<br />
『ツァラトゥストラはこう言った』(上・下) ニーチェ/氷上英廣訳 上777 円・下840 円<br />
『ロウソクの科学』 ファラデー/竹内敬人訳 630 円<br />
『君主論』 マキアヴェッリ<br />
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岩波書店は10日、「岩波文庫」電子書籍版の配信を開始することを発表した。ロングセラーの既刊書を中心に、28点32冊を電子書籍(リフロー版)化し、4月26日より一括配信する。<br />
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「岩波文庫」は1927(昭和2)年7月、創業者の岩波茂雄によって創刊された。文学、哲学、歴史、宗教、自然科学、法律、経済など、ほぼあらゆる分野の古典的著作を刊行しており、総刊行点数は現在では5600点を超えているとのこと。<br />
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同社では、電子書籍の市場の広がりとともに、「電子書籍コンテンツ」として 「岩波文庫」の電子書籍化の要望が強まったため、今回要望に応えることにしたとしている。なお、「岩波新書」「岩波ジュニア新書」は、すでに昨年11月より電子書籍版が配信されており、「岩波新書」は月4点、「岩波ジュニア新書」は月1点ずつが定期配信されている。<br />
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とのこと。khanchithttp://www.blogger.com/profile/00302472808290195353noreply@blogger.com