4/29/2010

レヴィ=ストロース

吉田禎吾・板橋作美・浜本満
1991『レヴィ=ストロース』、清水書院。

ふと古本屋で手にした本です。
レヴィ=ストロースが亡くなった時に少し書きましたけど、何となくレヴィ=ストロースの構造主義というか、理論が難しくて、最近離れていました。

吉田先生は人類学の世界では超有名ですが、私はあまり好きではないのですが、浜本満先生の論説は好きなのでついつい買ってしまいました。

内容はそれぞれの三氏が「親族の基本構造」、「神話」、「野生の思考」についてレヴィ=ストロースの解説をしています。
結構わかりやすい本だと思います。人類学の入門書とでも言いましょうか…

違うと言われるかもしれませんが…

以下は紹介文です。

現代フランスの運だ最も偉大な学者の一人であるレヴィ=ストロースは、文化人類学者という名称では包みきれない、幅の広い、きわめて独創的な学者である。<中略>本書では、レヴィ=ストロースの人間像にもふれつつ、構造主義とは何であるか、そしてそれはいったい現代の文明にどのようにかかわりがあるのかについて、平易に解説した。

レヴィ=ストロースを批判する人類学者も沢山いるとは思いますけど、レヴィ=ストロースを知らないというのは許されないと思いますので…


0 件のコメント:

コメントを投稿