seesaa

10/19/2009

個人的知識―脱批判哲学をめざして

 マイケル・ポラニー 1958(1985)
 『個人的知識―脱批判哲学をめざして』長尾史郎訳 ハーベスト社
 ハンガリーから逃れてアメリカに渡ったポラニーは、化学でノーベル賞候補者にまでなったらしい。
 後年はあっさり社会学者になったが、その影響力は、化学はもちろん現在の科学哲学(T.クーン等)、認知科学(J.ギブソン等)、社会科学(F.ハイエク等)にまで及んでいる。
 この著書は主観的な知と客観的な知という対立を、生命進化の原理に基づき、近代人が何かを知ることの使命にまで及んでいる。
 その「人格的知」(訳語では「個人的知識」)という概念の中心にあるイメージの1つが、実はconviviality(懇親性)というイメージが浮かぶ。
 とりあえずこの人は多くの人に影響を与えていることを今更いうまでもないでしょう。

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